エルブルスが見えてくる

7月16日いよいよロシアのエルブルス山、ヨーロッパの最高峰に向かって出発した。荷物は95lのダッフルと55lのリュック。運よく飛行機の重量制限にピッタリとハマって追加請求が避けられた。とはいえ、石神井から成田までその合計30キロ以上を、朝の通勤ラッシュの中で運ぶのは決して楽しいことではなかった。

空港であまりおいしくないラーメンを食べてから機内に乗り込んだ。モスクワまでの9時間はスマホで本呼んだり寝たりして過ごした。おもしろいことにアジア本土上空に入る前に席の画面が完全フリーズして最後まで治らなかったので時間と通貨地点を気にせず過ごした。

シェレメチェボに着いたらターミナル変える必要があったが、到着ゲートでた瞬間にタクシー名乗る詐欺師の標的となった。国内線が40キロ離れて車で一時間かかるとか言われたが、明らかに頭上にそのターミナルを指す表示があったので無視して突き進んだ。実際にターミナルをつなぐ無料シャトル電車があったので、乗ってなんと10分後もう出発のセキュリティも通った。そこから深夜の出発まで8時間も待つ宿命だったが、うろうろして山用の水買ったり日没の写真撮ったりした。

合流地点

夜3時半あたりにようやく合流予定のミネラーリヌィエ・ヴォードィに到着。空港がすごく小さくて、到着のところにチームの皆が到着するの待つことができなかった。もちろんここも深夜にもかかわらず出た瞬間にタクシーうんちゃんに囲まれる。おもしろいことに「エルブルスだろ乗ってこい」の勢いで100キロ以上あるところまで言われてた。結局出発の方に入って、ベンチでまた6時間の本読みながらの空港生活が始まった。

皆が着いたらすぐミニバスに乗り込んで大自然へ出発。と思いきや隣の街で早速止まって皆で仲良く昼ご飯。カウカサスの丘、山、谷をヘビのように巻く道に揺らされて、たまに遠くでなんか白いのが見えたような… 目的地に近づいたところで車から降りて、残りは2時間ぐらいのハイクで歩いて進んだ。

そして確実に山の上をみると雲の中からなんか雲じゃない白いのが見えてきたりて、そこに標的のエルブルスが潜んでいることがわかった。谷は炎天下だったが、山は雲の中に隠れて夜まで山頂が見えなかった。晩ご飯食べたらテントに戻り、シュラフでテン泊が初めてにもかかわらず爆睡。

標高2500mあたりにあるハタンスのベースキャンプは設備が意外と整っていた。一方周りの丘は全部牛など家畜が多くてその大量にあっちこっちにある糞を踏まないように集中。日の出が早いことと時差ボケもあって、4時あたりはもう起きてしまったが、朝ご飯まで寝袋の中でゴロゴロ。そして山登りの始まり!

まずはハタンスのすぐ上の3000m超の山を登って標高に慣らす。道は特になく草原の上をひたすら登るだけ。上では昼の弁当を食べてちょっとゆっくりしたらキャンプに戻るとした。降りる途中で雨になり夜はかなりの嵐になってしまった。

翌日は反対方向で、エルブルスの方に登った。最初は狭い峡谷の中を進んで、雲の中に登り、最終的にエルブルス北面の氷河にある小屋までたどり着いた。標高が3800mぐらいだと言われたら、以前は富士山が最高だったが、もしかしてここでその記録が更新された?そして氷河のところからようやくエルブルスが雲から出て、山頂がきれいに見えた。

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